高発現型バキュロウイルスを利用した外来タンパク質発現系の開発
研究責任者 |
岩永 将司 宇都宮大学, 農学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究では、新たに見出した高発現型バキュロウイルスを用いた外来タンパク質発現系に取り組んだ。その結果、本ウイルスが既存のカイコバキュロウイルスより多くの多角体タンパク質を生産することを明らかにしただけでなく、LC50(半数致死濃度)、LD50(半数致死量)、LT50(半数致死時間)についても明らかにした。更に本ウイルスのゲノム解析に取り組み、外来遺伝子を組み込むためのトランスファーベクターを構築した。現在、本研究で構築した新しいウイルスベクターの実用化に向けて更なる検証を進めている。
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