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新規磁気粒子イメージング法を用いた磁気送達のモニタリングシステムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村瀬 研也  大阪大学, 医学系研究科, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要近年、外部より磁場を印加して磁性ナノ粒子と薬剤を内包したリポソーム等を目的の場所に局所集中させる磁気送達法が注目を集めているが、磁気送達法の有効性を高めるためには、集積した磁性ナノ粒子の空間分布を可視化し、集積量を正確に定量する必要がある。最近、我々は磁性ナノ粒子の外部磁場に対する非線形応答性を利用して磁性ナノ粒子の空間分布を画像化する磁気粒子イメージング(MPI)装置を新規に開発した。そこで、我々のMPI法を用いて、磁気送達法の有効性の評価や最適化を行うためのモニタリングシステムを開発した。また、その有用性や信頼性をファントムや動物実験によって検討した。その結果、本法の有効性が明らかとなった。今後、産学共同の研究開発を進め、早期の製品化を目指す予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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