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高レベル放射線環境に向けた耐ソフトエラー集積回路の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 安永 守利  筑波大学, システム情報系, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要中性子線は,遮蔽が困難な放射線である。このため,廃炉作業用ロボット制御など,高レベル放射線(中性子線)下で使用する集積回路には,故障(ソフトエラー)対策が必須である。本研究の目的は,高レベル放射線下でも故障を回避できる集積回路方式の提案とその実験検証である。本研究の結果,提案する多重化回路により耐故障性を向上でき,かつ,1Gbps/チャネルの高速送受信と1n秒でのソフトエラー修復が可能であることを確認した。更に,今後の詳細設計に必要な中性子線の飛程距離測定に向け,その測定用回路の動作を確認した。今後,飛程距離測定用集積回路を試作し,中性子線照射実験により飛程距離を実測し,提案集積回路の具体化を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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