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軟弱野菜用自動収穫機械の実用化に向けたハンドリング制御技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 千田 有一  信州大学, 学術研究院工学系, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では,ホウレンソウのように人手による収穫でさえも茎や葉を傷つける軟弱野菜の自動収穫を実現するため,把持や挟み込みを伴わずに自動収穫するハンドリング技術の開発を目指したものである。特に,隣接するホウレンソウの葉の絡まりを除去するための技術開発,および自動収穫後のホウレンソウの向きを揃えるため,姿勢変動を起こさない搬送技術の開発を狙い,自動収穫装置の改良と圃場実験検証を実施した。その結果,隣接するホウレンソウの葉の絡まり除去については,適切なかき分けユニット機構を追加することでほぼ解消することができることを確認した。向きを揃える技術についても幾つかの検討を行い,解決に向けて一定の結果が得られた。今後は,企業との共同研究によって製品化を目指した開発を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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