多目的最適化によるターボチャージャー用ノンサージコンプレッサーの開発
研究責任者 |
坂口 大作 長崎大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究は多目的最適化設計手法を用いてサージフリーコンプレッサーの開発を行う.自動車用ターボチャージャーの遠心コンプレッサーは,使用流量の低流量域で自励的脈動現象であるサージを生じてしまい効率が低下し,エンジンの排ガス特性が悪化する.本研究では多目的最適化という新しい設計手法により,サージを生じることのないサージフリーコンプレッサーを開発する.失速抑制対策として循環流型ケーシングトリートメントおよび小弦節比翼列ディフューザを採用し,遺伝的アルゴリズムを用いた多目的最適化を用いて形状探索することで自律的に剥離域を抑制する形状を見出す.
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