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微量ハイスループットスクリーニング法を活用したAβ凝集阻害物質の探索

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 徳樂 清孝  室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要アルツハイマー病(AD)は、アミロイドβ(Aβ)と呼ばれるタンパク質が脳内に凝集沈着することが発症の引き金になる。本研究では、我々が開発した微量ハイスループットスクリーニング法により、様々な天然物質からのAβ凝集阻害物質の探索を行った。その結果、シソ科植物が高いAβ凝集阻害活性を有することを明らかにし、特許出願した。また、シソ科植物のAβ凝集阻害活性本体のひとつであるロスマリン酸の構造活性相関を明らかにした。以上より、本研究の目標はほぼ達成できたと考えている。現在、本研究成果を基盤とし、シソの産地である地方自治体、複数の企業、また他大学医学部との連携が進みつつある。今後はADに関する健康食品や予防・治療薬の実現を目指し、産学官で共同研究を展開する予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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