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ホタテ貝殻微粒子を乳化剤に用いた日焼け止めの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山中 真也  室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究の目的は、ホタテ貝殻粉体を乳化剤に用いることで、たとえ誤飲しても問題のない安全安心な日焼け止めを開発することである。そのための技術的課題(エマルションに含まれる粉体量を如何に多くするか)を解決して、遮蔽率80%以上のエマルションを得ることを目標に設定した。平成26年度は、乳化剤粉体の比表面積が遮蔽率に及ぼす影響、および疎水化処理した粉体の油相中への導入効果を検討した。その結果、エマルションの遮蔽率は開発当初の20%から70%に向上した。平成27年度は、より均質なエマルションを作製するために水相に導入する粒子の作製法を確立して、当初目標を達成できた。今後は、油相内に導入する粒子の適切な作製方法と疎水化処理方法を検討して遮蔽率90%以上のエマルションの開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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