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無血清・フィーダーフリー・ウイルスインテグレーションフリー培養系でのiPS細胞の樹立と治療への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山崎 佐知子  広島大学, 病院(歯), 歯科診療医
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要ヒトES/iPS細胞はこれまでフィーダー細胞上で、血清添加培養条件にて培養されることが多く、不定要素や異種抗原、感染性因子等の混入により増殖分化制御因子の検討や医療応用は困難であった。本研究においてヒト幹細胞の未分化性と多分化能を維持可能なフィーダーレス完全無血清培地を開発し、センダイウイルスSeVdpを用い、ウイルスインテグレーションフリー培養系にてヒトiPS細胞の樹立・維持に成功した。本成果をもとに口腔顎顔面領域に異常をきたす各種遺伝子疾患特異的ヒトiPS細胞を樹立し、疾患モデルを作成した。なかでも、鎖骨頭蓋異形成症患者由来ヒトiPS細胞を用い、ゲノム編集技術にて得られた遺伝子変異の正常化株を用いて機能解析を行うことで、発症メカニズムの解明や医療分野への応用を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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