活性化粉末法によるアルミニウム合金のガス窒化技術の開発
研究責任者 |
吉田 昌史 静岡理工科大学, 理工学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | アルミニウム合金表面に厚膜の窒化アルミニウムを形成させるためのガス窒化技術の開発を行った。開発期間内に,400℃以下の処理温度で,アルミニウム表面に窒化アルミニウムを形成させることを目標とした。400℃以下での処理の実現には,Al基材の前処理方法を確立する必要がある。このため,金属の窒化処理の前処理方法について検討した。この結果,窒化前の基材表面状態は,平滑な方が厚膜の窒化膜を生成できることが分かった。窒化物の生成は,従来は500℃以上の温度が必要であったが,マグネシウム量を制御することにより,窒化物を窒化処理温度450℃で生成させることが可能となった。
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