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超高性能環境調和型触媒による二価フェノールの製造

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 窪田 好浩  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要YNU-2P(MSE骨格)のスケールアップにあたり避けて通れない事項として,これまでに達成されていない水熱合成時のTi直接導入を試みた。MSE骨格は従来,アルミノシリケートの直接水熱合成のみが可能で,他のメタロシリケートは上記のような気相ポスト処理の助けを借りなければ調製が不可能であった。本研究では、アルミノシリケート合成液にTi源を共存させる方法で、まずTi含有Al-MCM-68を合成したところ、期待どおりに[Ti, Al]-MCM-68(MSE骨格)が得られた。硝酸処理を施すと,Alのみが除去され,[Ti]-MCM-68を液相処理のみで得ることに初めて成功した。今後、触媒としての機能評価や高性能化に期待が持たれる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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