大規模データの特性に応じた地形図への容易な視覚化モデルの提案
研究責任者 |
廣井 慧 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究は、大規模データの特性に応じた地形図への容易な視覚化を目指し、モデルの検討とプロトタイプの開発を行った。空間表現の限られる既存視覚化手法に対し、目的に応じた表現の格子分割手法を選定し視覚化できるほか、異なる形式のデータを統合できる柔軟な空間分析を可能にした。洪水の事例において空間的な適合率の向上が確認でき、当初の目標を達成した。また、本技術の応用として、本プロトタイプを利用した避難経路提示システムを構築した。今後はさらに適用事例を増やすとともに容易な情報視覚化の環境を企業自治体へ提供するため、産学共同にてサービス、システム開発を行い、技術移転を進める。
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