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海洋系バイオマスからの高価有用化合物の抽出技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 キタイン アルマンド  熊本大学, 大学院自然科学研究科(工), 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要海藻から機能性あるいは薬用効果が期待できる成分としてフコイダン、フコキサンチンを高品質かつ高効率で抽出する検討を行った。実用化のため、ベンチスケール実験、試料の前処理工程の確立およびフコキサンチンの安定化技術開発を行った。ベンチスケール実験では、超臨界二酸化炭素のみ16.6%の回収率しか得られなかったが、ドライココナツを共存させた場合は、93%にまで増大した。前処理としてマイクロ波を照射することにより、細胞壁を破壊することができ、フコキサンチンを若干多く回収することが可能であった。同時に得られたフコイダンをエアロゲルにして、フコキサンチンを含浸させ、大気中でも長時間安定化できる手法を開発した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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