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湿式粉砕法を用いた青果物用機能性リサイクル緩衝材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 阿部 祥忠  あいち産業科学技術総合センター, 産業技術センター, 技師
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要青果物包装においては、エチレンによる化学的損傷を抑制するための鮮度保持包材と物理的損傷を抑制するための緩衝材が同時に使用されていることが多い。本研究では、湿式ボールミルを用いてパルプの解繊と吸着剤(ゼオライト、活性炭)の粉砕を同時に行い成型することで、エチレン吸着剤を複合化したパルプモールドを作製した。エチレン吸着性能評価により、Si/Al比が高い疎水性ゼオライトや活性炭を用いることで、パルプモールドにエチレン吸着能を付与できることが明らかとなった。また、吸着剤を複合化したカップ状パルプモールドを作製し落錘試験機による動的圧縮特性評価を行うことで、本法により作製したパルプモールドは緩衝材としての機能を有することを確認した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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