| 研究責任者 | 
          
          坂本 裕一  公益財団法人岩手生物工学研究センター, 生物資源研究部, 主任研究員
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     | 研究期間 (年度) | 
     
      2014 – 2015
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    | 概要 | 本課題は、マツタケ菌根の有無を可能な限り非破壊的に検出する手法を開発することを目標として行った。そのための課題として、①より微量の菌根で検出可能にすること、②他の菌根の混入による誤判定を可能な限り減らすこと、③菌根苗の地上部組織(葉や枝)で検出可能にすること、を目指した。①に関しては、申請時点の1/10量程度のサンプル量で検出可能になったことから、目標を達成することが出来た。②に関しては、得られた技術でマツタケ以外の菌根菌ではバンドが検出されなかったことから、目標が達成できたと考えられる。③に関しては、アカマツでマツタケ感染時に特異的に発現する遺伝子を検出することで、ほぼ目標が達成できた。以上のことから、概ね当初の研究目標は達成できたと考えられる。
    
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