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高精度温度モニタ機能付きレーザ照射光ファイバ温熱治療器

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 深野 秀樹  岡山大学, 自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要生体内で選択的に温熱処置を可能とする高精度かつ温度モニタ機能付き光熱変換光ファイバ構造の実現を目指して研究開発を行った。ファイバ先端に新規光干渉構造を考案し,温度により屈折率が変化する被覆材料をファイバ先端部に形成することで,温度を高精度に計測する仕組みを確立した。低侵襲温度測定に望まれる温度分解能は0.6 ℃であり,測定分解能としては,その1/6である0.1 ℃の目標値以下の優れた値を実現した。また,光照射による昇温として,ハイパーサーミアで主にターゲットとなる50 ℃の目標値を,ファイバ先端の工夫により,入射光パワー50 mW以下の低入力で余裕を持って達成できることを明らかにした。今後は,装置としての実用化を目指し,研究開発を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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