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パルスプラズマによるパックした生食用食品の非加熱殺菌技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 南谷 靖史  山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要パックした生食食品の非加熱殺菌ができる方法としてプラズマ殺菌の食品への適用方法の研究開発を行った。ポリ容器でパックした場合を想定し,プラシャーレを用い中の寒天上の菌がプラズマで殺菌できるか検証したところ,バリア放電によりプラシャーレ内部にプラズマが発生し,短時間で完全に大腸菌を殺菌できることが確認された。また実際の食品では重なった部分の殺菌が必要でありプラズマでどの程度重なった部分の殺菌ができるかも模擬して確認した。その結果,重なり部分に隙間がありプラズマ発生部とその隙間が繋がっていれば殺菌できることを確認した。また隙間が密閉されていても,密閉空間に電界を集中させることでプラズマを生成,殺菌可能であることを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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