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フックス角膜内皮ジストロフィに対する薬物療法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小泉 範子  同志社大学, 公私立大学の部局等, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要フックス角膜内皮ジストロフィ(FECD)は角膜内皮障害による角膜移植の主たる原因であるが病態の詳細は不明である。本研究ではFECDの病態におけるミトコンドリア障害および小胞体(ER)ストレス応答の関与を、患者角膜組織および疾患細胞モデルを用いて検討した。FECDではミトコンドリアおよび小胞体の形態および機能の異常が確認され、FECDの病態におけるミトコンドリア障害、および変性タンパク質による小胞体ストレスの関与が示唆された。さらにFECD角膜内皮細胞ではTGF-βシグナル刺激によって変性タンパク質の蓄積が増加した一方で、TGF-βシグナル阻害により細胞死が抑制され、ERストレス応答およびミトコンドリア障害の軽減が確認された。以上の結果より、TGF-βシグナル阻害がFECDの適切な創薬ターゲットであることが示された。本研究成果をもとに、製薬企業との共同研究によりTGF-β阻害剤によるFECDの点眼治療薬の開発を検討している。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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