1. 前のページに戻る

うがい液からの口腔癌発癌予測システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 浜田 倫史  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要うがい液は非侵襲的かつ簡便に採取でき、医学検査の理想的な試料である。われわれは既にうがい液中の剥離細胞から口腔癌に特異的なバイオマーカー群(DNAメチル化異常)を同定している。さらに本研究においては発癌前の状態(前癌病変)を示す複数のDNAメチル化異常を同定し、これらのバイオマーカーを標的としてうがい液を用いた感度・特異度の高い非侵襲的な口腔前癌病変の検出法を確立した(特願2015-172327)。この結果は非侵襲的な口腔癌発癌予測システムの開発につながるものであり、本法は被験者に自らの発癌リスクを認識させることで生活習慣改善を促し、個人の遺伝情報に基づいたオーダーメイド癌予防医療を可能にすると思われた。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst