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ヒトiPS細胞のドーパミン産生細胞分化誘導培地の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小出 静代(吉田静代)  徳島大学, 大学院ソシオテクノサイエンス研究部, 学術研究員
大政 健史  大阪大学, 大学院工学研究科, 教授(2015年4月~)
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要iPS細胞を神経細胞からドーパミン産生神経細胞に分化する過程において、抗酸化ストレス能を持つ多機能性DJ-1によるより良い効果を期待している。iPS細胞由来の神経前駆細胞において、siRNAを用いて内在性のDJ-1の発現を抑制し、細胞増殖・分化ステージでの解析を行った。その結果、ノックダウンした細胞で増殖率・神経線維の伸長が低くドーパミン前駆細胞への分化が少ないようにみられた。神経細胞の分化過程においての細胞増殖に影響があることが考えられた。今後は、DJ-1遺伝子がどのシグナル経路に関与しているのか下流の遺伝子発現や阻害剤などにより解析をする必要がある。これらのことより、iPS細胞の神経分化過程での調節を制御する因子になる可能性がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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