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自己組織化単分子膜形成技術を活用したガス吸着フィルターの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村井 美保  あいち産業科学技術総合センター, 尾張繊維技術センター, 主任研究員
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要自己組織化単分子膜(SAM)形成技術を活用して材料表面に消臭性能を付与することにより、ガス吸着性能を持つフィルター素材の開発を目指した。ポリエステル織物に消臭性能を付与するためのSAM処理条件について検討し、処理布の性能を評価した。処理条件については、最大のSAM形成量が得られる熱CVD条件を見出すことができた。処理布の性能として、ホルムアルデヒド、酢酸及びイソ吉草酸に対して、2時間後の消臭率がほぼ100%得られることを確認し、初期性能としての目標を達成した。また、耐久性評価でも、5回繰り返し消臭試験後及び5回洗濯後も消臭率90%以上を保持していることを確認し、目標を達成することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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