1. 前のページに戻る

コムギの超迅速育種法(コムギ版バイオトロンブリーディング法)の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木下 哲  横浜市立大学, 木原生物学研究所, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要これまでに確立したイネにおけるバイオトロンブリーディング法(特開 2012-187063, Ohnishi et al, Plant & Cell Physiology, 2011)などを活用して、コムギ稔実率向上のための栽培条件を決定するとともに、コムギにおける年4世代の超迅速育種法を確立した。イネでは人工気象器内での育成であったが、コムギではさらに様々なパラメーターを吟味し、屋内でのLED培養棚を用いた栽培系を構築した。実験系統ではBob Whiteが、栽培系統では春よ恋が室内栽培に適しており、適正条件では65-70日で開花する。人工交配後胚救済することにより年4世代の戻し交配が可能である。本研究開発で得られた迅速育種法ならびに、人工気象器を要しない屋内栽培系のノウハウにより、穀物工場への道筋が確立された。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst