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長時間ハイコントラストイメージングを可能にする小分子蛍光色素の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 片桐 洋史  山形大学, 大学院理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要新規なpush-pull型蛍光色素の化学修飾により、蛍光特性の向上と生体分子への結合部位の導入によって、従来の蛍光材料の問題点を克服した高い安定性とコントラストを持つ蛍光色素の開発を目的とした。まず、材料合成では、電子求引性基としてフッ素の導入を検討し、新規な蛍光性基本骨格の合成に成功した。得られた化合物は極めて安定であり、また、今後の化学修飾によって蛍光特性の向上が期待できる。さらに、標的生体分子との結合部位としてスクシンイミジル基を導入することに成功した。アミノ基と選択的に反応することをすでに明らかにしており、今後は生体分子ラベル化キットの開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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