研究責任者 |
野村 渉 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究では人工DNA結合タンパク質を利用したDNA修飾酵素に関する開発状況において欧米諸国に大きく遅れを取っている特許取得の現状を鑑み、ゲノム編集技術の分野において、今後開発が拡がっていくと予測されるエピゲノム編集(DNAメチル化によるタンパク質発現制御)に関する技術開発を行った。配列特異的なDNAメチル化酵素に関して基礎的な技術確立を行い、特許出願に足るデータの取得を進めた。研究期間終了時点で高いDNAメチル化活性を得るための構造的な要因を明らかに出来ており、フォローアップ期間において当初の目的を達成できると考えている。今後は対象遺伝子を広げて当技術の有用性と汎用性を立証して特許出願につなげる予定である。
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