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液状樹脂材料のミリ波複素比誘電率評価装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 清水 隆志  宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要TM0m0モード空洞共振器法をベースとした50-75GHz帯向け低誘電率(約5以下)の液状樹脂等を測定可能な評価システムを実現する。比誘電率の測定精度10%以内、誘電正接の分解能10-4以下を目指し、研究開発を行った。 棒状試料評価用TM0m0モード50GHz帯空洞共振器を設計・試作し、高い製作精度で実現できることを実証した。しかし、安定した高Q値を得るためには、共振器の組立方法に一部課題が有ることを示した。また、開発した測定システムを用いて、丸棒誘電体試料の複素誘電率測定を行い、比誘電率の測定精度10%以内、誘電正接の分解能10-4以下の評価が可能であることを実証した。 今後の展開は、Q値の向上や液状試料の複素誘電率評価に関する検討を進める。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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