研究責任者 |
酒井 一昭 滋賀県東北部工業技術センター, 機械・金属材料担当, 主任専門員
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 介護なしで、自ら操作することで快適な走行を実現する軽量型片手用パワーアシスト車椅子の開発を目的に、車椅子用ハンドリムに装備する操作トルク検出機構の簡易化を検討した。また、ハンドリム軸部を改良することによって3本ハンドリム式操作部をユニット化し、車椅子本体部から操作部を容易に着脱できるようにした。さらに、車椅子の操作部、アシスト部や制御部の関連パーツを簡易化・小型化することで車椅子全体を軽量化し、可搬性と操作性が向上した軽量型片手用パワーアシスト車椅子を試作した。今後は、実用化に向けて軽量型片手用パワーアシスト車椅子の完成度を高めるとともに、その適用効果を実証していく予定である。
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