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早産・流産の早期診断におけるプラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1(PAI-1)微量活性測定法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岩城 孝行  浜松医科大学, 医学部, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要血中PAI-1抗原の上昇とそれに伴う易血栓性が脳梗塞や心筋梗塞といった血栓性疾患で認められるが、低下症や欠損症における出血傾向は特に考慮されていなかった。AlphaLISA法によりかなり高感度で抗原測定が可能となったが、PAI-1活性を鋭敏に検出する方法は存在しなかった。今回の研究ではPAI-1と反応するuPAをビオチン化してPAI-1抗原測定用のAlphaLISA法に流用することで鋭敏にPAI-1活性を測定することが可能となった。しかし、検出のための標準曲線を得るための活性化PAI-1の安定度が低いことと、ビオチン化時のuPAの力価の変動がアッセイの標準化の障害となっている。その部分を解決する目的で、今後uPAとPAI-1に対する特異的抗体を効率よく取得する目的で、nanobodyのライブラリーを構築し、スクリーニングで取得したクローンを生成し新たな反応系を構築している。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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