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回折イメージングのための幾何計量による超高解像技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 塩谷 浩之  室蘭工業大学, 工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要回折イメージングとは物体波の強度分布から物質構造を求める顕微法であり,位相回復による非周期な物質構造解析である.回折イメージングの実験研究が進むなかで,量子ノイズや光源のダイレクトによる欠損などのフーリエ変換から乖離した回折パターンからの位相回復において,解を一意に収斂させられない問題が取り残されている.本課題においては,実像の関数空間の幾何計量を導入し,球殻構造を成す弱位相回復解の領域を逐次的に構成するアルゴリズムを開発し,弱位相回復像群からの平均化を効率的に行える新しい手法を開発した.数値シミュレーションによる有効性から,顕微法用の実用計算開発に移行できることを確認した.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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