長寿遺伝子をターゲットとしたアンチエイジング食品探索システムの構築
研究責任者 |
片倉 喜範 九州大学, 農学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究において申請者は、全身をターゲットにした網羅的アンチエイジング食品探索システム構築のために、長寿遺伝子としてはSIRT1、SIRT3、SIRT6に着目し、それらを腸管上皮、皮膚、肝臓細胞、神経細胞において活性化する食品をスクリーニングするための系を構築することに成功した。当該システムを用いることで実際に、結腸がん抑制能、紫外線誘導型DNA傷害修復能、脂肪肝抑制、神経細胞活性化能を有する食品の探索とその同定に成功した。本研究で構築したシステムを基盤とし、各種民間企業との共同研究の可能性を模索するとともに、公的な研究開発支援制度を利用して産学共同研究開発を実施することを検討している。
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