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骨疾患再生治療のためのフィージブルな骨芽細胞製剤の創生

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岸田 綱郎  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要骨粗鬆症性骨折後の癒合不全や歯槽骨吸収などの骨疾患は、高齢者を中心に多くの患者がおり、ADLとQOLを著しく損なう疾患である。これら疾患に対する新しい再生医療を開発する目的で、我々は最近、ヒト線維芽細胞から直接骨芽細胞を誘導する技術を開発したが、臨床応用に向けて、さらにすぐれた誘導技術の確立が必要とされる。本実験では、骨芽細胞誘導法にさらなる検討を加え、誘導条件の適正化と異種たんぱくを必要としない誘導法の開発、また得られた骨芽細胞の生体内での骨形成の評価を行った。その結果、骨形成能を有する骨芽細胞をゼノフリーに誘導できる条件を見出した。本研究開発の成果は、新しい骨再生医療に繋がる可能性がある。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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