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3Dプリンターを用いた陶磁器素地成形技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 立石 賢司  岐阜県セラミックス研究所, 研究開発部, 専門研究員
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要陶磁器素地を3次元造形するための固化方法として、紫外線硬化樹脂を選定した。種々の樹脂および分散剤の検討を行い、樹脂中に粉体を単分散させかつインクインクジェットノズルで吐出可能なインクの作製に成功した。しかしながら、ノズル抜けや吐出速度のバラつきがあり、3次元造形できる安定吐出にまでは至っていない。陶磁器素地を35vol%含有するインクを固化し、密度1.58g/cm3の歪の少ない成形体が得られた。焼成により得られた密度は2.43g/cm3で一般磁器と同等であった。焼成体にはクラックが多く発生しており、焼成方法の検討等が今後の課題である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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