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ゼオライト/カルシウム化合物を用いた代替フロン類の反応・分解剤の開発およびF資源の再利用技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 荒木 貞夫  関西大学, 環境都市工学部, 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要CF4等の代替フロン類のCaOを用いた反応・分解剤の開発と反応後に得られるCaF2からのF資源再生技術の開発を行った。分解・反応剤ではこれまで開発を行ってきたMOR型ゼオライト/CaOを上回る反応・分解剤の開発を目標に研究・開発を行った。当初予定したゼオライトの微細化,酸強度の高いFER型ゼオライトでは所期の性能は得られなかったが,アルミナを担体とした金属担持アルミナ/CaOは,従来の性能を上回る反応・分解剤を上回る性能が得られることを見出した。また,反応後のMOR/CaO分解・反応剤中のCaF2をフッ素基準で100%の転化率および80%の収率でフッ酸を回収できることを見出した。本申請によって,CF4の分解とF資源の再利用可能なHFの回収が可能であることが実証された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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