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セルフクリーニング機能を備えた高性能ヨウ素吸着繊維の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中山 雅晴  山口大学, 理工学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要市販の導電性炭素繊維を活性化処理した後,ピリジニウム系界面活性剤の分子集積層と二酸化マンガン層からなる交互積層ナノハイブリッドを電析させることによって,水中のヨウ化物イオン(I-)を選択的に吸着できる新規機能性繊維を作製した。吸着後の繊維にアノード電位を印加するとI-は分子ヨウ素(I2)として放出され,層構造は初期状態に戻ることを見いだした(=セルフクリーニング)。この新規材料を海水や産業廃水からのヨウ素資源回収,あるいは放射性ヨウ素除去に役立てることを目ざし,実用化の推進に必要な基礎データを得た。具体的な課題として,①吸着過程の迅速化,②選択性の評価,③吸・脱着繰返し性の向上に取り組んだ。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

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