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癒し効果を目的とする高機能電磁風鈴を用いた心理療法装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 永田 仁史  岩手大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要電磁駆動の風鈴を用いた心理療法装置開発を目的とし、鈴虫の音色の南部風鈴を電気信号で鳴らすための電磁駆動発音部の構造と駆動信号生成処理の詳細検討を行った。この結果、発音部の構造については、駆動材料と要素部品の配置について効率的に動作させるための知見が得られた。また、駆動信号生成処理については、入力信号に忠実な発音のための包絡線抽出に基づく処理を開発し、また、包絡の強調による過渡区間の改良処理を提案、開発した。さらに、背景雑音に影響されない風鈴の共振周波数自動抽出処理法も提案、開発した。得られた知見をもとに、複数の電磁風鈴を並べた発音システムを試作した。鈴虫の音色の南部風鈴については、鈴虫様のスペクトルを発生できるものの、通常の製品と比較すると響き等に問題があり、音色に関して満足のゆく形状と材料を見出すことが課題である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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