エクソソーム迅速精製のための小型分離デバイスの開発
研究責任者 |
赤木 貴則 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任講師
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 表面タンパク質を指標にしたエクソソーム分離技術の構築を目指して、使い捨て用途が可能なポリマー製マイクロフリーフロー電気泳動デバイスの開発を行った。デバイスのデザインを変更するとともに、シース液として用いる緩衝液を最適化し、申請時と比較して10倍高い電圧を印加できるようになった。この条件で蛍光色素を用いた分離性能評価実験を行ったところ、ピークの完全分離を確認し、更に、ヒト培養細胞由来エクソソームを用いた実験により、表面タンパク質を指標にしたエクソソーム分離が実現可能であることを確認した。
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