研究責任者 |
吉岡 修哉 立命館大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究開発は、我々が進めているハイブリッド垂直軸風車の研究開発の一部分である。我々はこれまでに、風車ブレードの断面形状に独自の「勾玉型」形状を採用することで、抗力型風車並みの起動性能と揚力型風車並みの回転性能を両立させるハイブリッド垂直軸風車が実現することを明らかにした。
ただし、本ハイブリッド垂直軸風車を実用化するには、回転数に応じて勾玉型ブレードのローターへの設置角度を変更する必要がある。本研究開発では、この設置角度を、風車回転数に応じて変更する動作機構を開発した。開発した動作機構は、回転数に応じて変化する遠心力を利用する。そのため、外部動力を利用せずに自律的に、ローター回転数の変化に応じて最適な角度に設置角度を変化させることができる。
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