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移植臓器機能再生のための臓器灌流による機能評価技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小原 弘道  首都大学東京, 理工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では肝臓ならびに腎臓を対象として,臓器の機能保全・回復および臓器機能評価が可能な臓器灌流技術の確立に重要となる臓器機能評価に着目し,特に,移植臓器機能再生のための臓器灌流による機能評価技術の開発をおこなった.臓器移植が必要な患者数に対して提供,移植される臓器数は非常に少ない.一つでも多くの命をつなぐためには臓器機能保存さらには再生,その臓器の機能を判定することが重要となる.そこで,本研究では臓器内の血管に関する流動に着目し,低侵襲に臓器機能を評価する方法を提案,大動物実験により当該技術を検証することで,臓器機能評価技術の可能性を示した.今後,前臨床としての臨床に近い大動物実験,ならびに臨床研究による成果をふまえ,当該技術を臓器灌流装置に実装することによって,臓器の移植適用可能性を拡大し,大幅な臓器移植件数の増加が期待され,多くの命をつなぐことが可能となる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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