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自己伝播発熱材料を用いた極省電力接合技術の確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 三宅 修吾  兵庫県立大学, 工学研究科, 客員研究員(研究員)
研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要Al/Ni多層膜の自己伝播発熱反応の反応熱と,これを用いたはんだ接合技術に関する研究を行った.自己発熱量測定方法の検討を行い,恒温壁型比熱測定法による測定装置を構築した.製作したAl/Ni多層膜試験片の発熱量を測定した結果,示差走査型熱量計による値に近い1.081-1.184kJ/gの熱量が認められた.今後は接合試験片全体としての発熱量評価に応用可能な技術としての利用価値が期待される.製作した種々の接合試験片について熱抵抗を評価した結果,接合部熱抵抗は,はんだ厚さには依存せず,むしろ接合時の接合圧力と,接合前のはんだ層とAl層もしくはNi層の接触界面に大きく影響を受けている事が明らかになった. 本研究結果は今後の熱抵抗低減に向けた重要な知見であり,早期実用化が望まれる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2022-01-06   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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