ビッグデータ解析と強いネットワークによる災害への準備と対応
研究代表者 |
計 宇生 国立情報学研究所, 大学共同利用機関等の部局等, 教授
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研究期間 (年度) |
2015 – 2017
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概要 | 災害時には通信網を含む社会基盤の損傷が想定されるが、その一方で緊急時における通信量は平常時よりも大幅に増えることが東日本大震災時のデータからも明らかになっている。本研究では、災害に強いネットワークの構成ならびに、ビッグデータの収集、解析、情報配信を行うシステムを対象とし、(1)複数の障害に対応可能であり、早期回復力と再生能力を有するネットワークの設計および資源配分、(2)災害前のデータ収集と解析、(3)災害発生時の状況判断・意思決定および情報伝達の課題について取り組む。 本研究によって得られる成果は、特に大規模な災害への事前対策ならびに災害時対応として防災、減災および復興に役に立つことが期待される。
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研究領域 | ビッグデータと災害 |