超活性固定化触媒開発に立脚した基幹化学プロセスの徹底効率化
体系的番号 |
JPMJAC1401 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJAC1401 |
研究代表者 |
魚住 泰広 自然科学研究機構, 分子科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2019
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概要 | CRESTなどでは、水/有機溶媒の両方になじむ両親媒性高分子に、配位子やPd(パラジウム)などの遷移金属を結合させ、水中で高い触媒機能を示す高活性固定化触媒を多数開発し、多様な有機分子変換工程を実現してきました。ACCELでは、これら触媒が水中で高活性で反応するという特長を活用して、稀少貴金属触媒使用量をさらに削減したppm(100万分の1)~ppb(10億分の1)レベルでの反応を実現する触媒としての研究を進め、固定化の利点(触媒分離・回収再利用が容易)を生かした高純度生成物供給と触媒循環を確立します。それにより、触媒ならびに触媒カートリッジの世界的市販を達成し、化学プロセス研究のパラダイムシフトを先導することを目指します。また、環境調和性、省資源性、元素戦略性に富む精密化学プロセス触媒の開拓を目指します。
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