ベトナム、カンボジア、タイにおけるキャッサバの侵入病害虫対策に基づく持続的生産システムの開発と普及
体系的番号 |
JPMJSA1508 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1508 |
研究代表者 |
高須 啓志 九州大学, 農学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2015 – 2021
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概要 | 病害虫管理技術と健全種苗生産システムを開発し普及させる 近年の気候変動や国際物流の急速な増加に伴い侵入病害虫の作物への被害が世界各地で増加しており、東南アジアのキャッサバもその例外ではない。ベトナム、カンボジア、タイで、植物病害診断キットや害虫の生物的防除による病害虫管理技術の開発、健全種苗の生産・栽培システムの開発、市場を通じた民間-農家-官連携のTriple-win型普及モデルの開発により、健全種苗を利用した持続的生産システムを構築し普及させる。 キャッサバ生産の安定増強が東南アジアの地域経済を活性化する 本研究は、広域的課題に対し関係国が協力実践するモデルケースとなる。キャッサバの増収は、零細農家の収入増加、加工工場での地域雇用の増加、外貨獲得、バイオマス利用、政策提言など相手国への利益をもたらすと共に、国内や現地のキャッサバ関連日本企業にも大きく貢献する。
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研究領域 | 生物資源 |