微細藻類の大量培養技術の確立による持続可能な熱帯水産資源生産システムの構築
体系的番号 |
JPMJSA1509 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1509 |
研究代表者 |
戸田 龍樹 創価大学, 工学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015 – 2021
|
概要 | 価値の高い微細藻類を探索し、新しい技術で大量培養 微細藻類はアスタキサンチンなどの強力な抗酸化物質を体内に蓄えることができ、見た目も機能もまさに“水中の宝石”です。マレーシアは世界で最も生物多様性の高い国の1つで、様々な微細藻類が生息しています。我々はこのマレーシアで、有用な機能を有する微細藻類とそれらの成長を促進する物質を探索し、新たな藻類リアクターの開発によって現地に適した微細藻類大量培養技術を確立します。 新たな微細藻類大量培養技術で環境共生型の養殖産業に貢献 養殖産業の急激な成長により、多量の汚泥や汚水が自然界に排出され生態系を破壊しています。これらの汚泥や汚水から栄養類を積極的に回収し、価値の高い微細藻類を大量生産することで、経済的インセンティブの獲得と環境保全を両立させる循環型システムの構築が可能となります。
|
研究領域 | 生物資源 |