生物遺伝資源と分子遺伝学を利用した養蚕研究基盤構築
体系的番号 |
JPMJSA1507 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1507 |
研究代表者 |
亀田 恒徳 独立行政法人農業生物資源研究所, その他部局等, ユニット長
|
研究期間 (年度) |
2015 – 2021
|
概要 | ケニアに適したクワとカイコの選抜・育種及びシルク素材の開発 ケニアには生物資源としてのクワ、カイコ、野蚕がいる。ケニアに自生しているクワを詳しく調べ、ケニアの気候に最適なクワ品種の選定と、更なる品種育成を行う。また、ケニアで継代されてきた病気に強いカイコ品種と、日本の長年の育種でできたシルク生産性の高いカイコ品種を交配して、両方の特性を兼ね備えたカイコの実用品種を創り出す。さらに、ケニア在来の野蚕から新たなシルク素材としての利用価値を見出す。 高品質なシルクを量産する研究・技術基盤がケニアに構築される ケニア独自の研究開発を先導する、気鋭の研究者を擁する蚕糸研究所が整備され、海外流通品と肩を並べる高品質のケニア産シルクが量産できる技術基盤が確立される。そして、この研究所を拠点にした生産者への技術普及や民間企業への技術移転等の社会実装が行われる。
|
研究領域 | 生物資源 |