研究代表者 |
大内 誠 京都大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2015 – 2018
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概要 | 本研究は、モノマー単位配列が制御されたセグメントを高分子鎖に精密に導入することで、ミクロ相分離や結晶化などの高分子集合挙動や相互作用を制御し、革新的な高分子材料を開発することを目的とする。 具体的には、日本側は配列制御セグメントを持つ高分子を精密に合成し、フランス側は配列因子が高分子鎖の集合化や相互作用に与える影響を明らかにし、両グループの密な連携を通じて、革新的な高分子材料の創出につなげる。材料としては、低溶融粘度・高強度を両立する高分子材料、軽量・高強度を両立するコンポジット、センサー、アクチュエーター、ガスバリア膜、接着膜などへと展開し、従来の高分子材料設計で考慮されなかった「配列因子」による新しい機能創出が期待される。
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研究領域 | 分子技術 |