分子集積場によるキラルハイブリッドナノ構造体を用いた光学活性ソフト材料の開発(CPLhelixCNPA)
研究代表者 |
伊原 博隆 熊本大学, 大学院自然科学研究科(工), 教授
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研究期間 (年度) |
2015 – 2018
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概要 | 本研究は、次世代光シグナルを発生するための光学材料の開発を目的とする。具体的には、低分子化合物の集積・配向状態を制御し、増幅キラリティを持つらせん状超構造体を作製して、発生する円偏光発光などを活用した光シグナル変換材料の作製を目指す。 本共同研究において、日本側は独自開発したキラル分子ツールを展開し、円偏光発光強度の増幅や発光帯域の制御を、また、フランス側は、卓越した構造解析力をもとに、ナノ構造解析や機能評価を中心に研究を行う。 両国チームによる共同研究を通して、らせん状超構造体の多様化や緻密な機能・構造解析を行い、最終目標を実現するとともに、高効率エネルギー変換型社会の構築に貢献する。
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研究領域 | 分子技術 |