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避難移住地における感染症流行予防のための生活環境モニタリング

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 J-RAPID

研究代表者

神原 咲子  高知県立大学, 看護学部, 准教授

研究期間 (年度) 2015 – 2016
概要本研究では感染症を未然に防ぐため、避難移住による生活環境(文化・習慣・衛生観念を含む)の変化について把握し、流行以前の予防的モニタリングを行うことで二次災害を防ぎ、人々の衛生的な生活再建を目指す。具体的には、公衆衛生・看護・人類学的視点から生活環境を分析後、WHO基準の指標を活用し、流行リスクに警鐘を鳴らす独自開発モニタリングツールを現地で使用する。そして、両国研究チームでベースライン調査とモニタリングによる生活環境状況を併せて分析し、API によって各調査サイトが利用可能な状態での予防対策を還元するとともに、現地で迅速に対策を立てるためのクラウドソーシングモデルを検討する。本研究によって、伴走型の包括支援体制が構築でき感染症流行予防が可能となる。さらに自然災害多発国に向けての汎用性のある研究になり得、今後緊急性の高い災害への施策の提言につながることが期待できる。
研究領域ネパール大震災

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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