神経細胞を近赤外光操作するバイオ・ナノデバイスシステムの開発
研究代表者 |
八尾 寛 東北大学, 生命科学研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2015 – 2018
|
概要 | 本研究は、ランタニドナノ粒子の近赤外光エネルギーを可視光に変換する性質(アップコンバージョン)と、チャネルロドプシンなどの可視光に応答する光感受性タンパク質を利用し、近赤外光による神経活動操作の実現を目的とする。 日本側は、光感受性タンパク質を改変し、感度やナノ粒子との親和性を高め、シンガポール側において、ナノ粒子アップコンバージョン効率を高める。 このデバイスを用いることにより、中枢神経系内部にある特定の神経細胞の活動を透過性の優れた近赤外光で制御することが可能になるものと期待される。
|
研究領域 | 細胞の動的計測・操作を可能にするバイオデバイスの技術基盤の開発 |