ナノセルロースが分子キラリティを支配する界面不斉反応の創発
研究代表者 |
北岡 卓也 九州大学, 農学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2015 – 2019
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概要 | 持続的で環境に優しいモノづくりの鍵を握る触媒反応は、低炭素社会の実現に必須の先端技術です。本研究では、有限希少な貴金属を全く使用しない有機分子触媒を、樹木セルロースナノファイバーと組み合わせることで、「反応効率の飛躍的な向上」と「分子キラリティの制御」を同時に達成します。触媒ではなく天然多糖のナノ界面が合成物質の光学異性体構造を決定する新概念の不斉合成法を開発し、環境共生化学の新戦略を樹立します。
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研究領域 | ホワイトバイオテクノロジーによる次世代化成品創出 |