体系的番号 |
JPMJRX15F2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX15F2 |
研究代表者 |
小池 俊雄 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(水災害・リスクマネジメント国際センター), センター長
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研究期間 (年度) |
2015
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概要 | モンスーンで特徴付けられるアジア域には、人口が集中し、活発な社会経済活動が展開されている。この世界最大の水循環システムであるアジアモンスーンの時空間変動性は大きく、洪水による人的被害は世界の8割にも及んでおり、渇水時に受ける経済的、社会的打撃が深刻で、活発な造山帯における土砂災害も頻発している。 防災・減災の一義的責務は国家にあり、被害データを取得し、統計化して、リスクアセスメントにより、社会資本整備の計画と投資を適切に進めることが求められている。また、水災害から迅速に復旧してより良く復興できるレジリエントな社会の構築が求められており、そのためにはコミュニティ-や個々人の防災リテラシーの向上が必要と考えられている。 本研究では、データ基盤開発、分野間連携による統合モデル開発、フィールド研究および地域協力の枠組みのこれまでの成果をもとに、地方レベル、国レベル、アジア地域レベルにおいて、水災害および関連データの統合的アーカイブ、分野間連携による水災害リスクの統合的アセスメント、水災害に対するレジリエンスの確立と能力開発を目指す。
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研究領域 | フューチャー・アース構想の推進事業 |