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半乾燥熱帯農村部における気候変動レジリアンス構築へ向けた総合的支援策策定のための超学際的研究の可能性

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 フューチャー・アース構想の推進事業

体系的番号 JPMJRX15F1
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX15F1

研究代表者

梅津 千惠子  長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(環境), 教授

研究期間 (年度) 2015
概要本フィージビリティスタディ(以下、FS)は、将来の気候変動が予測される半乾燥熱帯地域において、小規模農民の気候変動への適応能力を強化する総合的支援策の策定を目標に、トランスディシプリナリー研究(以下、TD研究)の実施可能性を調査する。 総合的支援策とは、農業技術普及、食と栄養、天候インデックス保険注)という3つのアプローチを統合し、食料生産技術の向上のみではない包括的なアプローチを意味する。それによって気候変動に由来するリスクの低減と気候変動への適応能力を強化し、農村世帯の食料安全保障を高めレジリアンスの確立に寄与する。FSでは、包括的なアプローチに向けた枠組みの構築、とりわけ研究者が政府機関や民間の開発NGOなどのステークホルダーと協働(Co-Design)することの実現を主な課題とする。 なお、本FSが実現を目指しているTD研究は、アジア・アフリカに広く分布する半乾燥熱帯地域を対象とするものであるが、FSにおいては参加研究者の側にすでに研究蓄積のあるサブサハラ・アフリカのザンビアを対象とする。FSの結果に基づき、インドやタイなどアジアの半乾燥熱帯地域も含むグローバルなプロジェクトを企画したい。
研究領域フューチャー・アース構想の推進事業

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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