マリカルチャビッグデータの生成・分析による水産資源の持続可能な生産と安定供給の実現
体系的番号 |
JPMJSA1610 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1610 |
研究代表者 |
和田 雅昭 公立はこだて未来大学, システム情報科学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2022
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概要 | 環境変動に順応した持続可能な養殖業・漁業をICTで支援する インドネシアの養殖業・漁業は、雇用創出と漁村開発に大きな可能性を持つ一方で、地球温暖化による環境変動に順応することが難しく、不安定な生産状態にある。そこで、ICT*を活用し、海洋環境や水産物の生産履歴などを数値化することでビッグデータを生成し、その分析により科学的根拠に基づく養殖業・漁業の生産技術を確立する。また、これらの成果を基にクラウドサービスを構築し、意思決定支援システムとして、インドネシア国内に展開する。*Information and Communications Technology 養殖業・漁業の高度化により漁村開発と世界の食料安全保障を実現する 養殖業・漁業の高度化は漁村の経済循環を活性化することに繋がり、高等教育の機会や職業選択の自由を創出し、貧困削減による格差是正の実現が期待できる。また、世界第二位の海岸線を持つインドネシアにおける安定的かつ計画的な水産物の生産により、世界の食料安全保障に貢献する。
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研究領域 | 生物資源 |